20世紀少年のともだち

浦沢直樹のサスペンス漫画「20世紀少年」が映画化された。 T・REXの音楽曲「20th Century Boy」とともに、唐沢寿明演じる ケンヂ、常盤貴子演じるユキジ、渋くてかっこいい豊川悦司演じる オッチョなどが痛快に悪の組織に立ち向かう。
ストーリーのキーになってくるのは ケンヂ、オッチョ、ユキジ、ヨシツネ、マルオ、モンちゃん、 ケロヨン、コンチ、ドンキーの9人が空想した世界滅亡を示唆する よげんの書。時を超え、世界が混沌とし始め、 そのよげんの書通りに事が運んでいくことに 大人になったケンヂたち仲間が気づく。
不思議な出来事の中心に必ず絡んでくるのがともだちという謎の男。 常にハットリくんの仮面を被り、正体は誰なのか?反響を呼んでいる。 ネタバレサイトを見ると、ああなるほどな、と思うが、 楽しみは取っておいて方がいいだろう。 ケンヂに人知れず少年時代に恨みを持つものが ともだちの正体になる。 なお、映画には漫画と違い、 フクベエ、カツマタはさらりとしか出てこない。

20世紀少年のともだち一味

独特のシンボルマークのともだち一派。 ちなみにシンボルマークはオッチョが考案したもので サンデーのつづく、の人差し指と自分のギョロ目を組み合わせて 作ったもの。
ともだちは秘密基地を作った時のケンヂの同級生のようで 陰で世界を操るカリスマ的存在。 友民党という政治団体を作り、 万丈目胤舟(まんじょうめ いんしゅう)を党首にしたて、 自分は陰ながら院政をしいている。
ともだちの一味は結束力も強力だが、事が失敗すると 絶交という粛清が待っている。 覆面といい、あのシンボルマークといい、 ともだち一味は独特の宗教的な結束力を誇っている。
浦沢直樹のマンガにはマスターキートン、MONSTERなどあるが これらに匹敵するスケールの大きいミステリーがこの20世紀少年。 豪華キャストの映画の3部作は、効果音もすばらしく、 必見である。